Kanon第一話「白銀の序曲~overture~」と「雪の少女」

2006年10月5日にBS-iより放送開始したTVアニメーション「Kanon」であるが、2002年に東映アニメーションの制作により放送されている。第二作にあたる今作品は京都アニメーションの制作により完全リニューアルされている。
原作のストーリーに忠実な作品であるだけに原画の違いのみだけの作品になって欲しくないのであるが、第一話のタイトルの違いからもストーリー性の違いが出ており、語りの部分を比べてみるとその違いが明らかである。
第一作版 第一話「雪の少女」
夢…夢を見ている。毎日見る夢。終わりのない夢…
夢に終わりがなくなったのは日は、いつだっただろう。ずっとずっと昔?
それとも、ほんの数分前? その答えさえも、夢の中に霞んで…流れているのかさえ、
判らない時間の中で、ただ、待つことしか出来なくて…
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第二作版 第一話「白銀の序曲~overture~」
夢。夢を見ている。毎日見る夢。終わりのない夢。
赤い雪。赤く染まった世界。夕焼け空を覆うように、小さな子供が泣いていた。
せめて…流れる涙を拭いたかった。だけど、手は動かなくて…。 
頬を伝う涙は雪に吸い込まれて…。
見ていることしかできなくて…。悔しくて…。悲しくて…。
大丈夫だから…。だから、泣かないで…。
「約束だから…」 
それは、誰の言葉だっただろう…。夢が別の色に染まっていく…。
「うん…約束、だよ」
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第一作版では病室のベットで寝たきりの少女が映っており看護婦が何度目かの雪の季節の到来を呟いていたが、第二作ではこのシーンはなかった。原作を知る人ならこの人物が誰なのか想像がつくであろうが、今はまだ語る時ではない。
1999年6月4日に発売された原作にあたる恋愛アドベンチャーゲームでの語りはこうであった。
ゲーム版 
夢。夢を見ている。毎日見る夢。終わりのない夢。
赤い雪。流れる夕焼け。赤く染まった世界。誰かの泣き声。子供の泣き声。夕焼け空を覆うように、小さな子供が泣いていた。
どうすることもできずに、ただ夕焼けに染まるその子の顔を見ていることしかできなかった。
だから、
せめて…。流れる涙を拭いたかった。だけど、手は動かなくて…。 
頬を伝う涙は雪に吸い込まれて…。
見ていることしかできなくて…。 悔しくて…。悲しくて…。
大丈夫だから…。だから、泣かないで…。
言葉にならない声。届かない声。「約束だから…」 
それは、誰の言葉だっただろう…。 夢が、別の色に染まっていく…。
「うん…約束、だよ」
第二作版の語りに近いものなのだが、ピンクの部分を省略した、石原監督の意図はまだ判らない。まだ物語の序曲、ポイントとなりそうな「夢」「約束」のキーワード。見所は尽きないが、第一作を上回る2クール作品をこれからじっくりと鑑賞&検証していきたいものである。

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  • レビュー・評価:Kanon/第1話「白銀の序曲~overture~」

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