CLANNAD 第21話「学園祭にむけて」
【タイトル】「学園祭にむけて」
作 画 :10(渚メインだが背景・その他の人物も高水準)
ストーリー :9(最終話前に訪れる最大の危機)
家 族 :9(渚を愛する古河夫婦と親を想う渚のわだかまりの描写に)
萌 :10(準備体操時のアングルと眼鏡っ子の智代に)
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【批評・感想】
アバンタイトルでの発声練習であるが、一発で収録OKが出たのでしょうか(笑)。舞台に慣れている声優陣の力量を垣間見る事ができるものの、演劇を始めたばかりの素人達が見事な発音を披露したのは練習の賜物であろうか。かつて部活をする事を辞めた朋也や春原が部活に励む姿に感動! 懸命に頑張る渚の人柄に魅入られて集まった仲間との絆を感じる。
演劇部の部長は渚であるが、皆をまとめているのが杏である所に彼女のリーダーシップぶりが発揮されている。嫌がる春原には暴力で脅し(笑)、遠慮がちな渚を引っ張る役目は杏にしかできない事である。今話で風子の登場はなかったが、衣装の裁縫で困っている時が唯一の登場チャンス!? 彼女なら見事なヒトデ衣装を持参してきたであろう(笑)。
かつて秋生がしていたのはお芝居の仕事であった。父と母の夢を犠牲にしたのが自分であると知った渚であるが、忘れないで欲しい…早苗の日記に書かれていたのは苦悩や悲しみでなく、娘と居られることの最大の喜びであったということ。父が目指した夢の仕事を渚を文化祭で成し遂げようとしている。秋生と早苗が見守る中で渚が夢を叶えることが、家族の幸せになることに気付いて欲しい。
次回で最終回…原作のストーリーを重視する京アニがなぜこの時点で最終話にするのか? じっくりと検討したいと思います。渚の「この学校は好きですか?」という問いに対する答えはでると思います。そして、古河親子の絆もうまくまとめるでしょうね。
【今話の名台詞】
「やっぱりお前はいい子だな…お前で良かった」(智代)
朋也への想いの言葉に反応した椋と杏、そして見守ることみ達の心情がよく伝わる。
「てめえだって、自分に娘ができればこうならぁ」(秋生)
後の伏線になることを期待しつつ…。
【次回予告】<字幕>最終回 影二つ
渚「写真の中の二人はとても幸せそうでした…二人は夢を叶えていたんですから…そして、それはずっと続く筈だったんです」
朋也「そりゃ違う! それに…あの二人は今だって幸せの筈だ」
渚「夢はあきらめてしまいました…違いますか?」
朋也「……」
渚「そして今私は、二人の夢を犠牲にして、自分の夢だけ叶えようとしているんです」
思い詰めた渚の声が痛々しい…次回は幸せに溢れるフィナーレとEDの「だんご大家族」もしくは「影二つ」の余韻でハンカチ必須になることを期待したい。
作 画 :10(渚メインだが背景・その他の人物も高水準)
ストーリー :9(最終話前に訪れる最大の危機)
家 族 :9(渚を愛する古河夫婦と親を想う渚のわだかまりの描写に)
萌 :10(準備体操時のアングルと眼鏡っ子の智代に)
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【批評・感想】
アバンタイトルでの発声練習であるが、一発で収録OKが出たのでしょうか(笑)。舞台に慣れている声優陣の力量を垣間見る事ができるものの、演劇を始めたばかりの素人達が見事な発音を披露したのは練習の賜物であろうか。かつて部活をする事を辞めた朋也や春原が部活に励む姿に感動! 懸命に頑張る渚の人柄に魅入られて集まった仲間との絆を感じる。
演劇部の部長は渚であるが、皆をまとめているのが杏である所に彼女のリーダーシップぶりが発揮されている。嫌がる春原には暴力で脅し(笑)、遠慮がちな渚を引っ張る役目は杏にしかできない事である。今話で風子の登場はなかったが、衣装の裁縫で困っている時が唯一の登場チャンス!? 彼女なら見事なヒトデ衣装を持参してきたであろう(笑)。
かつて秋生がしていたのはお芝居の仕事であった。父と母の夢を犠牲にしたのが自分であると知った渚であるが、忘れないで欲しい…早苗の日記に書かれていたのは苦悩や悲しみでなく、娘と居られることの最大の喜びであったということ。父が目指した夢の仕事を渚を文化祭で成し遂げようとしている。秋生と早苗が見守る中で渚が夢を叶えることが、家族の幸せになることに気付いて欲しい。
次回で最終回…原作のストーリーを重視する京アニがなぜこの時点で最終話にするのか? じっくりと検討したいと思います。渚の「この学校は好きですか?」という問いに対する答えはでると思います。そして、古河親子の絆もうまくまとめるでしょうね。
【今話の名台詞】
「やっぱりお前はいい子だな…お前で良かった」(智代)
朋也への想いの言葉に反応した椋と杏、そして見守ることみ達の心情がよく伝わる。
「てめえだって、自分に娘ができればこうならぁ」(秋生)
後の伏線になることを期待しつつ…。
【次回予告】<字幕>最終回 影二つ
渚「写真の中の二人はとても幸せそうでした…二人は夢を叶えていたんですから…そして、それはずっと続く筈だったんです」
朋也「そりゃ違う! それに…あの二人は今だって幸せの筈だ」
渚「夢はあきらめてしまいました…違いますか?」
朋也「……」
渚「そして今私は、二人の夢を犠牲にして、自分の夢だけ叶えようとしているんです」
思い詰めた渚の声が痛々しい…次回は幸せに溢れるフィナーレとEDの「だんご大家族」もしくは「影二つ」の余韻でハンカチ必須になることを期待したい。
この記事へのコメント
さてさて…
> 萌 :10(準備体操時のアングルと眼鏡っ子の智代に)
確かに今回の表面上の衝撃は凄いものがありました。さり気ないけど衝撃は凄いです。でもって智代の眼鏡、もちろん萌えました。
しかし…
>「やっぱりお前はいい子だな…お前で良かった」(智代)
との台詞を言う時に眼鏡をかけていたのは何故?
と考えてしまうと結構切ないものがあります。なぜって?
それは一般的に物語中で言われる眼鏡の意味を考えるとなんですよ。眼鏡は精神的な鎧とか、自分の本心を隠す道具と解釈すると…ここで智代さんが渚にこの台詞を言うためには朋也への内心の思いを隠すために眼鏡を必要とした。でも表向きの理由は視力が弱いからとか、眼鏡をかけた自分に自信が無いなどとツンデレているのが智代スキーとしては非常に切ない気分にさせられてしまうのですよね。
そのうち…なるべく速いうちにこの件で記事を書き上げてみようと思いますね。ではでは!
ブログ内でも智代の事をよく考察されておりますね。眼鏡の意味から心情を察するのは流石です。これからも記事を楽しみにしておりますよ。