狼と香辛料Ⅱ 第九幕~独占欲と自己嫌悪かや。なるほどの~
【タイトル】「狼と無謀な商談」
作 画 :7(ホロの笑顔は最強の武器)
ストーリー :6(エーブの目的が明かされる!)
演 出 :6(新キャラクターのリゴロとメルタに好印象)
ホロ度 :10(ロレンスをからかい、御馳走を食べ、満足満足)
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【批評・感想】
ロレンスの思考深さもさまになってきたのだが、まだまだホロにはかなわないのであった。
ロレンスの独占欲であるが、ホロによって自身の魂は毒されていることを認めており、ホロもそうであって欲しいと望んでいると思っていたのである。けれど、ホロは指で数を数えて10以上の魂の色があることを告げた。即ち、ホロにとってその魂はロレンス一色ではないということなのである。ロレンスと出会う前の長い時の中で、ホロがしてきた恋愛遍歴を示され、ロレンスは嫉妬心を含めた独占欲を抱いたのである。
ロレンス出した答えの自己嫌悪であるが、ロレンスはホロからの問いに自身の答えでなくてホロの立場での回答を求めていると判断した。それは自分も同じ気持ちロレンスに答えたからそう判断せざるをえなかったのであるが、独占欲を向けられて嬉しいと思うことを考えたのである。
『うみねこのなく頃に』での戦人が使うチェス盤思考で相手側の心理を読んだロレンスであるが、ホロには全く通用しなかったのであった。ホロとベアトリーチェとの言葉対決はさぞ見物であろう(笑)。
ホロが怖がっている“甘い塩水”の例えであるが、答えは後話への伏線に。
甘い甘い至福の時もそれが続けば、二人の関係がどうなるのかを指したものと思われるが、その真意とは?
なにもかも順調な事こそがロレンスを窮地の深みに陥れる前触れに過ぎないのは本作品の暗黙の掟なのかもしれない(苦笑)。
そしてそれはエーブとの商談でさっそく暗雲漂う展開となるのであった。
作 画 :7(ホロの笑顔は最強の武器)
ストーリー :6(エーブの目的が明かされる!)
演 出 :6(新キャラクターのリゴロとメルタに好印象)
ホロ度 :10(ロレンスをからかい、御馳走を食べ、満足満足)
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【批評・感想】
ロレンスの思考深さもさまになってきたのだが、まだまだホロにはかなわないのであった。
ロレンスの独占欲であるが、ホロによって自身の魂は毒されていることを認めており、ホロもそうであって欲しいと望んでいると思っていたのである。けれど、ホロは指で数を数えて10以上の魂の色があることを告げた。即ち、ホロにとってその魂はロレンス一色ではないということなのである。ロレンスと出会う前の長い時の中で、ホロがしてきた恋愛遍歴を示され、ロレンスは嫉妬心を含めた独占欲を抱いたのである。
ロレンス出した答えの自己嫌悪であるが、ロレンスはホロからの問いに自身の答えでなくてホロの立場での回答を求めていると判断した。それは自分も同じ気持ちロレンスに答えたからそう判断せざるをえなかったのであるが、独占欲を向けられて嬉しいと思うことを考えたのである。
『うみねこのなく頃に』での戦人が使うチェス盤思考で相手側の心理を読んだロレンスであるが、ホロには全く通用しなかったのであった。ホロとベアトリーチェとの言葉対決はさぞ見物であろう(笑)。
ホロが怖がっている“甘い塩水”の例えであるが、答えは後話への伏線に。
甘い甘い至福の時もそれが続けば、二人の関係がどうなるのかを指したものと思われるが、その真意とは?
なにもかも順調な事こそがロレンスを窮地の深みに陥れる前触れに過ぎないのは本作品の暗黙の掟なのかもしれない(苦笑)。
そしてそれはエーブとの商談でさっそく暗雲漂う展開となるのであった。
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