あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。第5話考察

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
タイトル「トンネル」

トンネル内でゆきあつとあなるが交わした言葉“俺達はとり残されちまってんだ”に物語のテーマが見え隠れしている。進みだしたゆきあつと立ち止まっているじんたんの両者と、つるこ・あなる・ぽっぽのそれぞれの日常が描かれている。それぞれにある過去の想いが、ワンピース(ゆきあつ)だったり、パッチン(つるこ)だったり、写真(あなる)だったり、花(ぽっぽ)だったりと、後話に繋げていく材料を残しているところに注目しておきたい。

パッチンありがとう……ごめんね

ゆきあつはずっとめんまを想い続けていた。めんまを死なせてしまった事の後悔と片想いを胸の奥にしまい込んだままゆきあつの時間は止まっていたのだろう。めんまに恨まれて当然なのである。許してももらえず、許されることもなく、ゆきあつは自分が救われないままであった。そのゆきあつの想いを知り、めんまは自分の答えをじんたんに代弁してゆきあつに伝えたのだ。
じんたんが見ためんまを信じられなかったゆきあつであったが、じんたんの言葉がめんまの言葉であると信じたことで、ゆきあつは自分にも答えを出すことができた。めんまは自分を恨んではいなかった。そしてめんまが好きなのはじんたんであり、ゆきあつの想いにこたえることができなかったことを知らされる。10年越しの失恋……ゆきあつがめんまの姿となることはもうないであろう。ゆきあつは答えが分かったのだから。そして、恋敵でもあったじんたんに対する接し方も変わってくるものと思われる。

<ゆきあつが捨てためんまへの贈り物を拾っていたつるこ>
めんまが死んでからのつるこの行動については後に明かされることであろう。
つるこもまためんまのようになりたかったのではないだろうか? パッチンの似合う女の子になりたい願望がつるこにはあった。ゆきあつに可愛いと言ってもらいたい為なのかは真意はつかめないのだが……。
つるこの態度は常に一定の距離を置く人間関係を維持しているように思える。ゆきあつに対していつも通りの接し方なのは、昨日までの距離のままでいることが望ましいと考えるから。ゆきあつがつるこのそばに座らなかったことに、2人の距離が表れている。
ゆきあつやあなるに対しても無関心のままなのも、理由があってのことなのだろうが、まだまだつるこについてはキャラの掘り下げがなされないと理解できない闇があるようだ。

めんまはどうしてここにいるんだろう?

避けていた答え。じんたんは考えることを放棄してしまった。めんまの願いを叶える為に集まった仲間達と一緒でないと出ない答え。再会はしたものの今はまだバラバラなのだ。

<あなるの貞操は守られた!>
ゆきあつグッジョブ! そして本日二度目の失恋(涙)。だがしかし、昨日までのゆきあつならこの台詞を言うことはなかったであろう。毒気が抜けたゆきあつは、邪気がなくすがすがしい(笑)。

<ぽっぽの願いはめんまの供養!?>
めんまが死んだであろう場所に花を手向けているぽっぽ。花がしおれる度に新しい花をーにかえていることから、ずっと以前からそうしてきたことが分かる。なぜぽっぽは一人で弔う行為をしているのか? めんまの本当のお墓はあるはずであるのだが、ぽっぽはあえてめんまが事故で死んだ場所に供えている。めんまの未練に対してひどく過敏な反応をみせたぽっぽであるが、めんまの死を超平和バスターズの中では誰よりも受け入れている。それだけに、めんまが再びじんたんの前に現れたことに対して何か後ろめたい事があるのではないだろうか?

<今話のじんたんTシャツ>
7 1/2
これは何を意味するものなのか? 次話への伏線的な意味もあるのだろうか?
“7”は何をさすのか? 超平和バスターズは幼馴染六人組なので7には足りない。「1/2を7進法で表すと、0.333333333333」どれもストーリーと関係する内容に結びつかない…。割り切れない思いでめんまの事を考えるじんたんという事だろうか(苦笑)。


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