Fate/Zero 第11話 「聖杯問答」~王としての器~
作 画:6(蹂躙する王の軍勢の迫力さに)
ストーリー:7(王とはなんであるかを語り尽くした一話)
アクション:8(ライダー1人勝ちのアクションシーン)
萌 え:6(ウェイバーの一挙一道に)
タイトル表記のタイム -102:38:13
第10話終了タイム -104:16:04
ライダー、セイバー、アーチャーらが語り合う。
キャスター討伐そっちのけで、王だけによる問答の場を設けようとしたライダー。
それぞれの王としての生き方、理念、主義主張が異なる以上、他者に妥協することはまずありえない。
相手の意見を聞き入れながら己の意見をぶつけ、進行をまとめるライダーの格がさらにあがった印象を受ける。
あのアーチャーを同じ土俵に座らせたこともライダーならではである。
ライダーの堂々なるないなや、言葉と行動で示したその姿は、まさしく王であった。その反面、己の心が揺れ動き誤った道であったことに同意しかねないセイバーの対比が面白い。
ライダーの相棒として登場した愛馬……黒王号を彷彿したのは言うまでもない。軍団の先頭に立って戦う姿は、ラオウそのものでしたね(笑)。
隠れる場所のない平野が戦場となったことで、アサシンの敗北は必至。女アサシンが戦闘放棄して立ち尽くしたのが印象的でした。
アサシンによる奇襲作戦ならば、姿を見せることなく飛び道具でマスター先に狙うべきでしたね。戦法を間違えたとしか思えない行動であったのだが、ライダーとセイバー、そして2人のマスターを抹殺できると思ったのかどうか疑問である。
OPタイムを削っての聖杯問答でしたが、ライダーの1人舞台のようでもあり、その強さをぞ分に見せつけた回でもあった。
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