魔法少女リリカルなのはViVid第31話~師匠に捧げる協奏曲~

サイネリアの聖羅夢です。今年も全力全開で「魔法少女リリカルなのはViVid」を応援中!
コミケ81にて発売された『魔法少女リリカルなのはThe MOVIE 2nd A's ドラマCD付き特別鑑賞券』にてチームナカジマ&ミウラが出演! キャラクターの声優さんも決まり、OVA or TVアニメ化への布石が整いつつあるViVidの魅力を今回も解説していきたいと思います。
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タイトル:Memory;31☆「奏剣VS雷帝」

【登場人物】9名
ヴィクトーリア・ダールグリュン エドガー 
シャンテ・アピニオン  セイン シャッハ・ヌエラ
リオ・ウェズリー ルーテシア・アルピーノ 高町ヴィヴィオ ノーヴェ・ナカジマ
 

ヴィクトーリアとシャンテとの試合を描きながら、シャンテの生い立ちとシャッハとの出会いを織り交ぜ、シャンテがインターミドルに出場した理由を明かしている。

<ヴィクトーリアの技・魔法>
二十三式改「刃咬(はがみ)」
四式「瞬光(しゅんこう)」
外式「天瞳・水月(てんどう・すいげつ)」
九十一式「破軍斬滅(はぐんざんめつ)」
百式「神雷(じんらい)」
六十八式「兜砕」

<シャンテの技・魔法>
奏剣「二重奏(デュエット)」
剣舞四天唱(けんぶしてんしょう)
ベルカント・カノーネ
三重奏(トリオ)
幻楽四重奏(げんがくしじゅうそう)
十八重奏(オクトデクテット)
奥義「ホントは十九重奏(もうひとり)」


技と魔法の応酬となったヴィクトーリア対シャンテの試合。

ヴィクトーリアが使用する武器は斧槍(ハルバード)。斧槍の特徴は、槍、斧、鉤爪の3種を使い分けることにより、状況に応じて多彩に使用できる武器である。ヴィクトーリアの技の種類が多いのもその為である。一式から百式と外式の技があることから最低でも100以上の技があるということになるのだ! 重量が重いものの、形状の美しさから、優雅さを求めるヴィクトーリアの性格に合った武器といえよう。
愛機の名称は「ブロイエ・トロンベ」。ヴィクトーリアがドイツ語圏の名前であることから、愛機の名称もドイツ語名である可能性が高い。ドイツ語で「Blaue・Trombe」と書き、直訳すると「青空の竜巻」の意味となる。

二十三式改「刃咬(はがみ)」……敵の刀を咬むように受け止める技である。“改”バージョンは、シャンテの双剣にあわせて改良されたものであり、斧槍と素手で受け止めている。
四式「瞬光(しゅんこう)」……電撃付与魔法。雷帝特有の変換資質で電気系統の魔法を斧槍に纏わせ、打撃ダメージと電撃ダメージを同時に与えている。
外式「天瞳・水月(てんどう・すいげつ)」……ミカヤの抜刀術天瞳流の技でもある。ブロイエ・トロンベの仕込み刃による抜刀居合。“外式”の名称から、雷帝式の技ではなく、天瞳流道場で会得した技であると思われる。 
九十一式「破軍斬滅(はぐんざんめつ)」……電撃をまとった雷の斧槍を振り回し、複数の敵を薙ぎ払う周囲攻撃。
百式「神雷(じんらい)」……雷帝の名に相応しい電撃による広域攻撃魔法。
六十八式「兜砕」……武器を用いず素手による格闘戦に使用。騎士甲冑を装備した敵に対して、兜ごと粉砕する打撃技である。

シャンテが使用する武器はトンファー型の双剣。特徴は棒術・鎌術の要領で打撃に用いたり、空手の要領で受け防御ができる攻防一体型の武器である。愛機名「ファンタズマ」の意味だが、幻影を意味するphantasmから付けられたものと推測する。

奏剣「二重奏(デュエット)」……二体の幻術・分身魔法。
剣舞四天唱(けんぶしてんしょう)……二体の幻術・分身状態で放つ双剣技。双剣を振り上げて相手の体を宙に舞わせる。
ベルカント・カノーネ……ベルカントはイタリア語(Bel Canto)で美しい歌唱という意味。カノーネはドイツ語(kanone)でカノン砲を意味する。球体のエネルギー弾を形成して放つ射撃魔法。
三重奏(トリオ)……三体の幻術・分身魔法。
幻楽四重奏(げんがくしじゅうそう)……本体1人と三体の幻術・分身魔法。
十八重奏(オクトデクテット)……十八体の幻術・分身魔法。
奥義「ホントは十九重奏(もうひとり)」……本体1人と十八体の幻術・分身魔法。
  

シャンテのスタイルは「双剣術」とスキル「すんごい迅さ」であることが個人データで紹介されていたのだが、さらに幻術・分身による「重奏」を使用する幻術系使いであることが明らかになった。トリック戦術がシャンテのスタイルであるといっても良いだろう。Memory;19で、ヴィヴィオに使った出しても見えない技の正体は、迷彩幻術を使った高速移動による攻撃であったのだ。

<トリックのタネ>
分身相手と戦っていたヴィクーリア。分身体は攻撃を受けると消滅する幻影体でもあるのだが、分身体からの攻撃は質量を持っており、ヒットすればダメージを与えていた。このカラクリに気づくことがシャンテ攻略の鍵となるところであったのだが、ヴィクトーリアは範囲攻撃により本体を見極めることなく、全ての相手と戦う対策をとった。
“質量を持った残像”と云えば、『ガンダムF91』でお馴染みのワードであるが、種を明かせば敵機のセンサーが誤作動を起こして誤認した現象でる。
高速で移動することであたかも同じ人物が何人もいるように見せかける分身の術とも見れるが、視覚的にそう見えるだけで、本体は一つである。
本体を分身させる技として有名なのが、『ドラゴンボールZ』の天津飯が使用した「四身の拳」であろう。自分の体を分身させる技であり、それぞれの分身体からダメージを与えることができる。
では、シャンテの技の正体は何なのか?
本話ではタネ明かしされることなく退場してしまったので魔法解説が省かれてしまった…。
“重奏”という言葉のもつ意味から考察すると、ピアノ・バイオリン・チェロといったように複数の人が同時に演奏を行うことから、、シャンテの分身術はそれぞれ異なる役割を持った演奏者を作り出すのが目的である。演奏者を束ねる本体は指揮者といったところなのだ。
『魔法少女リリカルなのはA's』では、「闇の書」から生まれた“守護騎士ヴォルケンリッター”という魔法生命体が存在している。
シャンテの分身体というのは、この魔法生命体の簡易版のようなものではないだろうか。では、いつ魔法が発動していたのか? タネの仕掛けは「ファンタズマ」にあるものと推測する。
シャンテは攻撃に移る前にデバイス「ファンタズマ」を何回か振り回していたのだが、この動きはシャンテの癖ではなく幻影・分身魔法の発動の為ではないだろうか。剣としての使用目的だけではないことは、「ファンタズマ」が“幻影”を意味することからも予想がつく。
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↑のなにげない仕草の後、「重奏」を使用しているが……。

指揮者である本体が分身体に魔力供給を行い動きをコントロールする。ダメージを受けると魔力供給が遮断され分身体は消滅してしまうが、分身体は自身の分身ではない為、実体に受けるダメージは0であったのだ。(魔力量の消耗が通常魔法よりも速いというデメリットはあると思うが…)

<雷帝の力>
シャンテのトリック戦術は、いかに相手を騙して手の平で踊らすか、いわば精神攻撃でもあった。
しかしながら、ヴィクトーリアはシャンテの動きに翻弄されることなく、雷帝式の戦いを通したのである。
自分の戦い方に迷いが生じたならば、シャンテのリズムに飲まれて攻撃を受け続けたことであろう。
ヴィクトーリアの強さは、己の強固な精神力でもあるのだ。
圧倒的強さであったヴィクトーリアであるが、彼女と互角の試合をしたであろうハリー。その上の強さをもつジークリンデ、まだ見ぬ都市本戦準優勝者、世界大会代表選手達と、強者はまだまだいるのだ。
ヴィヴィオ達が彼女達にどこまで届くのか、今後の組み合わせが楽しみである。

<優秀執事エドガー>
ヴィクトーリアとシャンテの試合状況を正確に分析しており、ヴィクトーリアがシャンテに受けたダメージも把握していた。シャンテの魔法を見た上でも、ヴィクトーリアの勝利を確信していたエドガーであるが、彼が心配していたのは、ヴィクトーリアが怒りで本気を出した戦いをすることであった。それは「神雷」によって実況席の機材に影響を与えるほどの威力(おそらくリング外はシールド防御がなされているはずなのに)であったことからも、会場ごと破壊しかねない威力を抑えていたようにも見受けられる。
 
<シャッハの愛弟子>
ストリートチルドレンのような生活をしていたシャンテ。シャンテの棒術は、身を守る技だけではなく、生きる為の技でもあった。人を傷つけて金銭を奪う行為が日常茶飯事であったかのようなシャンテの幼少時期。親の愛を知らずして育ったであろうシャンテに対し、シャッハは初めて“本気”で接した人物なのであろう。厳しさと優しさ、人とのぬくもりをシャッハから教えてもらったのだ。
ヴェロッサといい、セインといい、問題児の面倒が大好きな(笑)シャッハであるが、彼女との出会いで救われた人は多いことであろう。
シャンテが大会へ出場した本音は、恥かしいからシャッハには内緒にしておくであろう。弟子から愛され続けているシャッハは幸せ者である。


シャンテVSヴィクトーリアの試合については、藤真拓哉さんのブログに記事がありますのであわせてお確かめ下さい。
http://fujima-blog.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-48c4.html

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魔法少女リリカルなのはViVid第10話考察
Excerpt: 【タイトル】Memory;10「勝利のために!」
Weblog: サイネリア~わたしのひとりごと~
Tracked: 2015-06-07 23:55