CLANNAD ~AFTER STORY~ 第4話

【タイトル】「あの日と同じ笑顔で」
作  画  :9(本気同士の朋也と陽平)
ストーリー :6(極悪サッカー部員……少し頭冷やそうか)
演  出  :7(陽平との思い出を描いた第1期のシーンに)
家  族  :8(妹の窮地に助け出た陽平の男気に)
  萌    :6(芽衣ちゃん頑張りました)
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【批評・感想】
タイトルの『光の玉』が1つ増えて合計8つに。原作のゲームシステムと違いアニメでは物語が始まった時に出現しているが、春原シナリオを完結したことで発生の条件が揃うものと思われる。

原作の春原シナリオで関わりの無かった有紀寧を相談役として登場させつつ彼女の過去に触れ、シナリオの伏線をお膳立てしている。彼女の助言はまさに言い得て妙であるのだが、芽衣が兄の事を信じるのであれば、直接兄と話をして本音の気持ちを知るべきであろう。陽平にサッカーをやらせたいとするなら学校のサッカー部に拘る必要はなく、第1話での野球チームのサッカー版で隣町との対戦させる方法もあった筈である。仲間意識の欠片もないサッカー部員らとサッカーをする陽平でないことは芽衣も朋也も分かっているだけに、サッカー部とのやりとりがもどかしい。

朋也が芽衣の為と思ってサッカー部員に手を出さなかった事、芽衣が仕打ちに耐えてた事、陽平が朋也に芽衣の事を任せた事、全て「すれちがうの心」となっていた訳であるが、解決のきっかけとなったのは全て壊す事からであった。「雨降って地固まる」のごとく、拳で語り合うことで本音を言い合う姿を見て、芽衣はやっと兄の事を理解したのであった。

朋也と陽平の友情、芽衣との兄妹愛を描いた春原シナリオであるが、第1期からの流れとしては辻褄合わせの為に不自然な流れとなってしまった。
第1期-第20回-にて、朋也と渚の仲を取持った陽平であるのに、すんなり朋也が渚と別れて芽衣と付き合う事を受け入れてしまうのは、騙されるにも程がある演出であった。
原作では朋也と渚が恋人同士でないことが条件にも係らず、他のヒロイン達とも繋がりをもたせた脚本は評価できる。

【一言&重箱の隅つつき】
あと半年となった高校生活……渚はまだまだ元気です(笑)。

【今話の名台詞】
「春原と初めて出会った日、あの日から俺達はいつもつるんでいた。そして今も俺達は笑っている」(朋也)
タイトルに繋がる台詞です。本気で喧嘩した事も2人にとっては良い思い出になるのでしょうね。

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